妊娠中にエナジードリンクは飲める?毎日OK?効果・注意点・目安量を解説

妊娠中でも仕事や家事で疲れたときに、「エナジードリンクを飲んで乗り切りたい」と思うことがありますよね。

しかし、エナジードリンクには商品によって、

  • 多量のカフェイン
  • 糖分
  • ガラナなどのカフェインを含む原料
  • アミノ酸やビタミン類
  • ハーブ・植物由来成分

などが含まれています。

そのため、妊娠中は「1本くらいなら必ず安全」とは言い切れません。


  1. 妊娠中のエナジードリンクは基本的に避けるのがおすすめ
    1. 妊娠中の評価
    2. ゴクゴクの結論
  2. エナジードリンクのカフェイン量
    1. 飲み物別のカフェイン量の目安
    2. 「カフェインゼロ」表示でも原材料を確認する
  3. 妊娠中に考えられるメリット
    1. 一時的に眠気を感じにくくなる
    2. 糖分によって一時的にエネルギーを補える
    3. ビタミン類が入っている商品もある
  4. 注意点・デメリット
    1. カフェインを摂り過ぎる可能性がある
    2. 動悸や不眠につながることがある
    3. 睡眠の質が低下する
    4. 糖分が多い商品がある
    5. 配合成分の妊娠中の安全性が不明な場合がある
    6. 薬やサプリメントと重なる可能性がある
  5. 【広告】ライフの商品をご自宅へ
  6. 1日の目安量|基本は0本
    1. どうしても飲む場合
    2. 飲んでしまった場合
  7. こんな人におすすめ
    1. エナジードリンクを避けた方がよい人
    2. 疲れたときの代わりの飲み物
  8. 【広告】
  9. よくある質問
    1. 妊娠初期にエナジードリンクを飲んでも大丈夫ですか?
    2. 妊娠後期なら飲めますか?
    3. 毎日1本なら大丈夫ですか?
    4. カフェインゼロなら飲めますか?
    5. レッドブルやモンスターは妊娠中に飲めますか?
    6. 栄養ドリンクとは違いますか?
    7. 少し飲んでしまいました。赤ちゃんに影響しますか?
    8. 疲れが取れないときはどうすればよいですか?
  10. まとめ
    1. 関連記事
    2. 比較記事
    3. ピラーページ
    4. ランキングページ
    5. この記事の情報について

妊娠中のエナジードリンクは基本的に避けるのがおすすめ

結論からいうと、妊娠中はエナジードリンクを積極的に飲まないことをおすすめします。

エナジードリンクの多くにはカフェインが含まれており、商品によっては1本で妊娠中の1日上限に近づくものがあります。

厚生労働省は、海外機関の情報として、妊娠中のカフェイン摂取量を1日200mg程度までに制限する考え方を紹介しています。英国NHS(イギリスの国民保健サービス)や米国産婦人科学会も、妊娠中のカフェイン摂取を1日200mg未満に抑えるよう案内しています。

さらに、NHS関連の妊娠向け資料には、カフェイン量が多いエナジードリンクは避けるよう記載されています。

妊娠中の評価

項目評価
カフェインの少なさ
糖分の少なさ
妊娠中の安全性
毎日飲めるか×
疲労回復の根本対策×
妊婦おすすめ度★☆☆☆☆

ゴクゴクの結論

  • 毎日は飲まない
  • 疲労回復目的で習慣化しない
  • できるだけ避ける
  • 飲んでしまった場合は、カフェイン量を確認し、その日のコーヒー・お茶などを控える

という考え方が安全です。


エナジードリンクのカフェイン量

エナジードリンクのカフェイン量は、商品や容量によって大きく異なります。

英国NHSの情報では、250mlのエナジードリンク1缶に約80mg、大容量の商品では160mg程度含まれる場合があるとされています。

飲み物別のカフェイン量の目安

飲み物カフェイン量の目安
エナジードリンク250ml約80mg
大容量エナジードリンク約160mgの場合あり
インスタントコーヒー1杯約100mg
フィルターコーヒー1杯約140mg
紅茶1杯約75mg
コーラ1缶約40mg
麦茶0mg
ルイボスティー0mg

※実際の量は商品・容量・抽出方法によって異なります。

妊娠中のカフェイン摂取を200mg未満に抑える場合、大容量のエナジードリンク1本だけで上限の大部分を占めることがあります。

たとえば、160mgのエナジードリンクを飲んだ日に、コーヒーや紅茶、チョコレートを摂ると、合計200mgを超える可能性があります。

「カフェインゼロ」表示でも原材料を確認する

カフェインゼロのエナジードリンクもありますが、次の成分が含まれていないか確認しましょう。

  • ガラナ
  • マテ茶
  • 緑茶抽出物
  • コーヒー抽出物
  • 紅茶抽出物

また、カフェインが入っていなくても糖分やハーブ成分が多い商品は、妊娠中の毎日の水分補給には向きません。


妊娠中に考えられるメリット

妊娠中にエナジードリンクを飲む医学的なメリットは、基本的にはありません。

一時的に「元気になった」「眠気が減った」と感じることがありますが、主にカフェインの覚醒作用によるものです。

一時的に眠気を感じにくくなる

カフェインには中枢神経を刺激し、眠気を一時的に抑える作用があります。

ただし、疲労そのものが回復しているわけではありません。

無理をして活動すると、睡眠不足や疲労の蓄積につながる可能性があります。

糖分によって一時的にエネルギーを補える

糖分入りの商品は、糖質を短時間で補給できます。

しかし、通常の食事や間食で補えるため、妊娠中にエナジードリンクから摂る必要はありません。

ビタミン類が入っている商品もある

ビタミンB群などを含む商品がありますが、エナジードリンクを飲んだからといって、妊娠中に必要な栄養を十分に補えるわけではありません。

妊娠中の栄養は、

  • バランスのよい食事
  • 医師から指示された葉酸や鉄
  • 妊婦向けサプリメント

などを中心に考えましょう。


注意点・デメリット

カフェインを摂り過ぎる可能性がある

カフェインは子宮収縮する効果があり、

妊娠中の高カフェイン摂取は、出生体重が小さくなる可能性などが指摘されています。

厚生労働省は、妊娠中はカフェインの影響を受けやすくなるため、摂り過ぎに注意する必要があると案内しています。

エナジードリンクは短時間で飲み切りやすく、知らないうちに多量のカフェインを摂取するリスクがあります。

中には妊娠中にオススメできない成分が入っている可能性もあります。

動悸や不眠につながることがある

カフェインの摂り過ぎにより、

  • 動悸
  • 心拍数の増加
  • 不安感
  • 手の震え
  • 吐き気
  • 胃の不快感
  • 不眠

などが起こることがあります。

厚生労働省は、カフェインの多量摂取によって不眠、吐き気、嘔吐、下痢などが起こり得ると注意を促しています。

睡眠の質が低下する

疲れているからエナジードリンクを飲み、カフェインの影響で眠れなくなり、翌日にさらに疲れるという悪循環になることがあります。

厚生労働省の睡眠ガイドでも、エナジードリンクに含まれるカフェイン量への注意が示されています。

糖分が多い商品がある

一般的なエナジードリンクには、多量の糖分が含まれる場合があります。

毎日飲むと、

  • 体重増加
  • 血糖値の上昇
  • 虫歯
  • 妊娠糖尿病の管理への影響

などにつながる可能性があります。

NHSも、糖分の多い飲み物を頻繁に飲まないよう案内しています。

配合成分の妊娠中の安全性が不明な場合がある

エナジードリンクには、商品によって次のような成分が含まれます。

  • ガラナ
  • 高麗人参
  • ハーブ抽出物
  • アミノ酸
  • 植物エキス

これらは、妊婦を対象とした十分な安全性データがない場合があります。

「健康成分が入っているから安全」とは限らないため、妊娠中は複雑な配合の商品を避けるのが無難です。

薬やサプリメントと重なる可能性がある

妊娠中に服用している薬やサプリメントにカフェインや似た作用の成分が含まれている場合、エナジードリンクとの併用で摂取量が増えることがあります。

厚生労働省も、妊娠中の人や薬を服用している人は、エナジードリンクなどのカフェイン飲料との組み合わせに注意するよう案内しています。


【広告】ライフの商品をご自宅へ

エナジードリンクに頼るほど疲れた日にはネット注文でライフの商品を自宅に届けてもらおう!

▶︎詳細はこちら

1日の目安量|基本は0本

妊娠中のエナジードリンクの目安量は、基本的に0本と考えるのがおすすめです。

妊娠中のカフェイン上限が200mg未満だからといって、エナジードリンクだけで上限近くまで摂取することは推奨できません。

理由は、エナジードリンクにはカフェイン以外にも、

  • 糖分
  • ガラナ
  • ハーブ成分
  • 各種抽出物

などが含まれる場合があるためです。

どうしても飲む場合

飲む前に、最低限次の点を確認しましょう。

  1. 1本当たりのカフェイン量
  2. 容量
  3. 糖質量
  4. ガラナなどの原料
  5. 妊婦への注意表示
  6. その日に摂ったコーヒー・紅茶・チョコレートの量

妊娠中のカフェインは、エナジードリンクだけでなく、コーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、チョコレートなどを合わせた総量で考えます。ACOG(米国産婦人科学会)も、すべての食品・飲料から摂るカフェインを合計して200mg未満にするよう案内しています。

飲んでしまった場合

1本飲んだからといって、すぐに重大な影響が起こるとは限りません。

まずは商品ラベルでカフェイン量を確認し、その日は、

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶
  • コーラ
  • チョコレート

などの摂取を控えましょう。

動悸、強い吐き気、胸の痛み、震え、めまいなどがある場合は、医療機関へ相談してください。


こんな人におすすめ

妊娠中のエナジードリンクは、基本的に積極的におすすめできる人はいません。

エナジードリンクを避けた方がよい人

特に次に当てはまる場合は控えましょう。

  • 動悸が出やすい
  • 不眠がある
  • 高血圧を指摘されている
  • 妊娠糖尿病がある
  • つわりで吐き気が強い
  • 胃が荒れやすい
  • カフェインに敏感
  • コーヒーや紅茶もよく飲む
  • 医薬品やサプリメントを使用している

疲れたときの代わりの飲み物

エナジードリンクの代わりには、次の飲み物がおすすめです。

目的おすすめの飲み物
水分補給水・麦茶
カフェインを避けたいルイボスティー
甘いものが欲しい少量のはちみつ水
吐き気が気になる薄めのジンジャーティー
コーヒーが飲みたいデカフェコーヒー
炭酸が欲しい無糖炭酸水

強い疲労が続く場合は、鉄不足、睡眠不足、つわり、貧血などが隠れている可能性もあります。

エナジードリンクで無理に活動せず、産婦人科で相談することも大切です。

【広告】


よくある質問

妊娠初期にエナジードリンクを飲んでも大丈夫ですか?

妊娠初期を含め、妊娠中はエナジードリンクを避けるのが無難です。

妊娠に気づく前に飲んでしまった場合は、過度に心配せず、商品に含まれるカフェイン量と飲んだ本数を確認してください。

継続的に多量摂取していた場合は、次回の妊婦健診で医師へ伝えましょう。

妊娠後期なら飲めますか?

妊娠後期でも積極的にはおすすめできません。

カフェインによる不眠や動悸、糖分の摂り過ぎなどに注意が必要です。

毎日1本なら大丈夫ですか?

毎日1本はおすすめできません。

商品によってカフェイン量や糖分が大きく異なり、ほかの食品と合わせてカフェイン上限を超える可能性があります。

カフェインゼロなら飲めますか?

カフェインゼロでも、糖分やハーブ・植物抽出物が多い商品があります。

妊娠中の毎日の水分補給としては、水、麦茶、ルイボスティーなどのシンプルな飲み物が向いています。

レッドブルやモンスターは妊娠中に飲めますか?

どちらも商品や容量によってカフェイン量が異なります。

妊娠中はブランド名ではなく、

  • カフェイン量
  • 容量
  • 糖質量
  • 原材料

を確認し、基本的には避けるのがおすすめです。

栄養ドリンクとは違いますか?

エナジードリンクは清涼飲料水として販売されることが多く、栄養ドリンクには医薬部外品の商品もあります。

どちらもカフェインを含む場合があるため、妊娠中は自己判断で常用しないようにしましょう。

医薬部外品の商品は、妊娠中の注意書きを確認し、必要に応じて医師や薬剤師へ相談してください。

少し飲んでしまいました。赤ちゃんに影響しますか?

少量を一度飲んだからといって、必ず影響が出るわけではありません。

商品ラベルでカフェイン量を確認し、その日のほかのカフェイン飲料を控えましょう。

強い症状がある場合や、多量に飲んだ場合は医療機関へ相談してください。

疲れが取れないときはどうすればよいですか?

休息、睡眠、食事、水分補給を優先しましょう。

疲れが強い、息切れがする、めまいがある、動くのがつらい場合は、貧血や体調不良の可能性もあるため、産婦人科へ相談してください。


まとめ

妊娠中のエナジードリンクについてまとめると、次のとおりです。

項目評価
カフェイン△ 商品によって多い
糖分△ 多い商品がある
安全性△ 配合成分に差がある
毎日飲めるか×
妊婦おすすめ度★☆☆☆☆

エナジードリンクは、妊娠中に積極的に選ぶ必要のない飲み物です。

特に、

  • カフェイン量が多い
  • 糖分が多い
  • 配合成分が複雑
  • 疲労を一時的に隠すだけ

という点に注意しましょう。

妊娠中の目安は基本的に0本とし、疲れたときは水分・食事・休息を優先するのがおすすめです。

飲んでしまった場合は過度に不安にならず、カフェイン量を確認し、その日の総摂取量を調整してください。


関連記事

比較記事

  • エナジードリンクと栄養ドリンクは妊娠中にどちらがおすすめ?
  • エナジードリンクとコーヒーは妊娠中にどちらが注意?
  • スポーツドリンクとエナジードリンクの違いは?

ピラーページ

ランキングページ


この記事の情報について

この記事は、厚生労働省、英国NHS、米国産婦人科学会などが公開する妊娠中のカフェイン摂取に関する情報を参考に作成しています。

厚生労働省は、海外機関の情報として、妊娠中のカフェイン摂取を1日200mg程度に抑える考え方を紹介しています。英国NHSと米国産婦人科学会も、妊娠中のカフェイン摂取量を1日200mg未満に抑えるよう案内しています。

ただし、この200mgは「エナジードリンクを200mgまで飲んでもよい」という意味ではありません。

エナジードリンクは商品ごとにカフェイン、糖分、ガラナ、ハーブ抽出物などの配合が異なります。そのため、本記事では妊娠中の常飲を避け、基本的に0本とする安全側の立場で解説しています。

妊娠経過、持病、体質、服用薬には個人差があります。医師からカフェインや糖分について指導を受けている場合は、その指示を優先してください。

コメント