妊娠中は、つわりや味覚の変化によって、普段飲んでいた水やお茶が飲みにくくなることがあります。
そのようなときに候補になりやすいのが、ジンジャーティーとレモン水です。
どちらも自宅で簡単に作れますが、
- つわり中にはどちらが飲みやすい?
- 毎日飲むならどちらがおすすめ?
- カフェインは含まれている?
- 胸やけや胃の不快感があっても飲める?
- 赤ちゃんへの影響はない?
などが気になる人も多いでしょう。
結論|毎日飲むならレモン水、つわりの吐き気にはジンジャーティー
次のように使い分けるのがおすすめです。
- 毎日の水分補給:薄めの無糖レモン水
- 吐き気が気になるとき:薄めのジンジャーティー
- 胸やけがあるとき:どちらも体調を見ながら慎重に
- 刺激の少なさを優先するなら:普通の水や麦茶
英国NHSは、妊娠中の吐き気対策として、ジンジャーティーなどの生姜食品を試す人がいると案内しています。生姜は、つわりの吐き気をやわらげる可能性がある一方、すべての妊婦に効果があるわけではありません。
レモン水には、つわりを治療する確立された効果はありませんが、水に酸味や香りを加えられるため、普通の水が飲みにくいときの選択肢になります。
ただし、レモンなどの柑橘類は酸性が強く、胸やけを悪化させたり、頻繁に飲むことで歯の表面を傷めたりする可能性があります。
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比較表
| 比較項目 | ジンジャーティー | レモン水 |
|---|---|---|
| 主な原料 | 生姜・水 | レモン・水 |
| カフェイン | 生姜のみなら0mg | 0mg |
| 妊娠中の飲みやすさ | ○ | ◎ |
| つわりの吐き気 | ◎ | ○ |
| 毎日の水分補給 | ○ | ◎ |
| 胸やけへの影響 | △ | △ |
| 歯への影響 | ○ | △ |
| 作りやすさ | ○ | ◎ |
| コスパ | ○ | ◎ |
| 総合おすすめ度 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
勝敗表
| 比較項目 | 勝者 |
| カフェインの少なさ | 引き分け |
| つわり時の吐き気 | ジンジャーティー |
| 毎日の水分補給 | レモン水 |
| 作りやすさ | レモン水 |
| 刺激の少なさ | 体質による |
| 歯への負担 | ジンジャーティー |
| コスパ | レモン水 |
| 総合 | レモン水 |
総合結果
総合的にはレモン水がややおすすめです。
理由は、水にレモンを少量加えるだけで作れ、カフェインを含まず、妊娠中の水分補給に取り入れやすいためです。
ただし、吐き気が気になるときは、ジンジャーティーの方が合う可能性があります。NHSも、妊娠中の吐き気対策としてジンジャーティーを紹介しています。
妊娠中はどちらを選ぶべき?
普段の水分補給ならレモン水
普通の水では味気なく、飲みにくいと感じる場合は、レモンを少量加えた水が向いています。
ただし、レモン果汁を多く入れるほど酸味が強くなり、歯や胃への刺激も強くなります。
毎日飲む場合は、薄めに作ることが大切です。
つわりの吐き気が気になるならジンジャーティー
生姜は妊娠中の吐き気をやわらげる可能性があります。
NHSは、ジンジャーティー、ジンジャーエール、ジンジャービスケットなどを試す人がいると紹介しています。
ただし、吐き気が強く、水分や食事を摂れない場合は、飲み物だけで対処せず産婦人科へ相談してください。
胸やけがあるならどちらも慎重に
妊娠中は、胃酸の逆流や胸やけが起こりやすくなります。
レモンなどの柑橘類や酸性飲料は、胸やけを悪化させることがあります。また、濃いジンジャーティーの辛味も、人によっては胃の刺激になります。
胸やけがある場合は、無理に飲まず、普通の水や麦茶などに切り替えましょう。
ジンジャーティーとレモン水の違い一覧
| 項目 | ジンジャーティー | レモン水 |
| 原料 | 生姜 | レモン |
| 味 | 辛味・香りが強い | 酸味・爽やかな香り |
| カフェイン | 生姜のみなら0mg | 0mg |
| 温かく飲む | 向いている | 可能 |
| 冷たく飲む | 可能 | 向いている |
| つわり時 | 吐き気対策の選択肢 | 水分補給の工夫 |
| 胸やけ | 濃いと刺激になる | 酸味で悪化することがある |
| 歯への影響 | 比較的少ない | 酸による影響に注意 |
| 甘味 | 無糖・加糖がある | 無糖・加糖がある |
ジンジャーティーの特徴
ジンジャーティーは、生姜をお湯に入れて作る飲み物です。
ただし、市販のジンジャーティーには、紅茶や緑茶をベースにした商品もあります。
ジンジャーティーのメリット
つわりの吐き気に役立つ可能性がある
生姜は、妊娠中の吐き気をやわらげる可能性があります。
NHSは、つわりへの対処法として、ジンジャーティーなどを試す人がいると案内しています。
ただし、効果には個人差があり、医薬品の代わりになるとは限りません。
温かい飲み物として取り入れやすい
寒い日や冷たい飲み物が苦手なときは、温かいジンジャーティーが飲みやすい場合があります。
無糖なら糖分を抑えられる
生姜とお湯だけで作れば、砂糖を加えずに飲めます。
市販品は、砂糖やはちみつが入っている場合があるため、原材料を確認しましょう。
ジンジャーティーのデメリット
濃いと胃や喉への刺激になる
生姜の辛味が強いと、胸やけや胃の不快感につながる場合があります。
特に妊娠中に胃酸の逆流を感じる方は、薄く作るか、症状があるときは控えましょう。
紅茶ベースはカフェインを含む
「ジンジャーティー」という名前でも、紅茶に生姜を加えた商品があります。
次の表示がある場合は、カフェインを含む可能性があります。
- 紅茶
- ブラックティー
- アッサム
- セイロン
- ダージリン
サプリメントとは別に考える
生姜を使ったお茶と、生姜エキスを濃縮したサプリメントでは、成分量が異なります。
妊娠中に生姜サプリメントを使用する場合は、医師・助産師・薬剤師へ相談してください。
ジンジャーティーが向いている人
- つわりの吐き気が気になる
- 生姜の香りや辛味が好き
- 温かい飲み物を飲みたい
- 無糖で作りたい
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レモン水の特徴
レモン水は、水や白湯にレモン果汁やレモンの輪切りを加えた飲み物です。
市販のレモン飲料とは異なり、砂糖を加えなければ低カロリーで作れます。
レモン水のメリット
普通の水より飲みやすくなる場合がある
妊娠中は味覚や嗅覚が変化し、普通の水を飲みにくく感じることがあります。
レモンを少量加えることで、香りや酸味が付き、水分を摂りやすくなる場合があります。
カフェインを含まない
水とレモンだけで作るレモン水には、カフェインが含まれません。
コーヒーやお茶のカフェインを控えたい方にも向いています。
ホットでもアイスでも作れる
暑い日は冷たいレモン水、寒い日は白湯にレモンを加えるなど、季節や体調に合わせて調整できます。
レモン水のデメリット
酸が歯の表面に影響する可能性がある
レモン果汁は酸性です。
米国歯科医師会は、酸性の果汁や飲み物を頻繁に摂取すると、歯の酸蝕リスクが高まる可能性があるとしています。
レモン水を飲む場合は、
- 薄めて飲む
- 長時間口に含まない
- だらだら飲み続けない
- 飲んだ後に水で口をすすぐ
といった工夫をしましょう。
胸やけを悪化させる場合がある
柑橘類などの酸性食品は、胃酸逆流や胸やけを悪化させることがあります。
飲んだ後に胸の灼熱感や胃の不快感がある場合は、レモンの量を減らすか、飲むのをやめましょう。
砂糖やはちみつの入れ過ぎに注意
酸味を抑えるために砂糖やはちみつを多く入れると、糖分やカロリーが増えます。
毎日の水分補給では、基本的に無糖か、甘味を少量にとどめましょう。
レモン水が向いている人
- 普通の水が飲みにくい
- カフェインを避けたい
- 爽やかな酸味が好き
- 簡単で安い飲み物を探している
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安全性を比較
| 安全性のポイント | ジンジャーティー | レモン水 |
| 妊娠中に飲めるか | 適量なら選択肢 | 適量なら選択肢 |
| カフェイン | 生姜のみなら0mg | 0mg |
| 大量摂取 | 避ける | 避ける |
| 胃への刺激 | 辛味に注意 | 酸味に注意 |
| 歯への影響 | 比較的少ない | 酸による影響に注意 |
| 原材料確認 | 市販品は必要 | 市販品は必要 |
どちらも、一般的な食品として適量を飲む範囲であれば、妊娠中の選択肢になります。
ただし、ジンジャーティーは濃さや紅茶ベースの商品に注意し、レモン水は酸と糖分に注意しましょう。
安全性重視なら
- 無糖
- 薄め
- 単純な原材料
- 体調に合わなければ中止
という条件を守ることが大切です。
カフェインを比較
| 飲み物 | カフェイン量 |
| 生姜だけのジンジャーティー | 0mg |
| ハーブベースのジンジャーティー | 通常0mg |
| 紅茶ベースのジンジャーティー | 商品による |
| レモン水 | 0mg |
| 麦茶 | 0mg |
| ルイボスティー | 0mg |
カフェインを確実に避けたい場合は、レモン水の方が判断しやすいでしょう。
ジンジャーティーを購入する場合は、商品名ではなく、原材料表示を確認してください。
毎日飲めるか
ジンジャーティー
薄めの無糖タイプで、体調に問題がなければ飲む選択肢があります。
ただし、毎日の水分補給をすべてジンジャーティーにする必要はありません。
次のような場合は控えましょう。
- 胸やけが強くなる
- 胃が痛くなる
- 喉に刺激を感じる
- 濃縮サプリメントも使用している
- 紅茶ベースでカフェインを多く含む
レモン水
薄めの無糖レモン水であれば、毎日の水分補給に取り入れやすいでしょう。
ただし、歯への酸の影響を抑えるため、濃いレモン水を一日中だらだら飲み続けることは避けましょう。
毎日飲む場合は、
- コップ1杯の水に少量のレモンを加える
- 普通の水も併用する
- 飲んだ後に水で口をすすぐ
- 胸やけが出たら中止する
といった工夫がおすすめです。
コスパを比較
| 項目 | ジンジャーティー | レモン水 |
| 材料費 | ○ | ◎ |
| 市販品の価格 | ○ | ◎ |
| 自宅での作りやすさ | ○ | ◎ |
| 保存しやすさ | ○ | ○ |
| 毎日続けやすいか | ○ | ◎ |
コスパでは、レモン水がやや優勢です。
レモン果汁を少量使うだけで作れるため、1杯当たりの費用を抑えやすいでしょう。
ただし、市販のレモン果汁を使用する場合は、砂糖や香料などが加えられていないか確認してください。
目的別おすすめ
毎日の水分補給ならレモン水
水に少量のレモンを加えるだけで作れ、カフェインも含みません。
つわりの吐き気が気になるならジンジャーティー
生姜は、妊娠中の吐き気対策の選択肢としてNHSでも紹介されています。
温かい飲み物が欲しいならジンジャーティー
生姜の香りと辛味を楽しみたい方に向いています。
爽やかな飲み物が欲しいならレモン水
口の中をさっぱりさせたいときや、普通の水が飲みにくいときに向いています。
カフェインを確実に避けたいならレモン水
レモンと水だけなら、カフェインは含まれません。
胸やけがあるなら普通の水や麦茶
レモンの酸味と生姜の辛味は、どちらも症状を悪化させる可能性があります。
よくある質問
妊娠初期でも飲めますか?
どちらも、薄めで適量なら選択肢になります。
妊娠初期の吐き気が気になる場合は、ジンジャーティーが役立つ可能性があります。
妊娠後期でも飲めますか?
飲むことはできますが、妊娠後期は胸やけが起こりやすいため、刺激を感じる場合は控えましょう。
毎日飲むならどちらがおすすめですか?
毎日の水分補給には、薄めの無糖レモン水が取り入れやすいでしょう。
ただし、普通の水や麦茶も組み合わせ、レモン水だけを一日中飲み続けないようにしてください。
つわりにはどちらがおすすめですか?
吐き気が気になる場合は、ジンジャーティーが候補になります。
水の味やにおいが苦手な場合は、レモン水の方が飲みやすいこともあります。
最終的には、体調に合う方を少量ずつ試しましょう。
レモン水は赤ちゃんに悪影響がありますか?
通常の食品として、レモンを少量加えた水を飲むことが、直ちに赤ちゃんへ悪影響を与えるとは考えにくいでしょう。
ただし、砂糖の入れ過ぎ、胸やけ、歯への酸の影響には注意してください。
ジンジャーティーは何杯まで飲めますか?
妊娠中のジンジャーティーについて、公的に統一された「1日何杯まで」という基準はありません。
薄めのものを少量から試し、毎日の水分補給をすべて置き換えるような飲み方は避けましょう。
はちみつを入れても大丈夫ですか?
妊婦本人がはちみつを飲むことはできます。
ただし、入れ過ぎると糖分が増えるため、少量にとどめましょう。
市販のレモン飲料でも同じですか?
同じとは限りません。
市販品には、
- 砂糖
- 果糖ぶどう糖液糖
- 甘味料
- 香料
- カフェイン
などが含まれる場合があります。
原材料表示と栄養成分表示を確認してください。
胸やけがあるときはどちらがよいですか?
どちらも症状を悪化させる可能性があります。
柑橘類などの酸性食品は、胃酸逆流を悪化させることがあるため、普通の水や刺激の少ない飲み物を選びましょう。
水分も食事も摂れない場合はどうすればよいですか?
何度も吐く、水分が摂れない、尿が少ない、体重が減るなどの症状がある場合は、重いつわりの可能性があります。
飲み物だけで様子を見続けず、産婦人科へ相談してください。
まとめ|普段はレモン水、吐き気が気になるときはジンジャーティー
ジンジャーティーとレモン水の比較結果は次のとおりです。
| 比較項目 | おすすめ |
| 毎日の水分補給 | レモン水 |
| つわりの吐き気 | ジンジャーティー |
| カフェイン | 引き分け |
| 作りやすさ | レモン水 |
| 歯への負担 | ジンジャーティー |
| コスパ | レモン水 |
| 総合 | レモン水 |
総合的には、薄めの無糖レモン水がおすすめです。
普通の水が飲みにくいときに香りや酸味を加えられ、毎日の水分補給に取り入れやすいからです。
一方、妊娠初期の吐き気が気になるときは、薄めのジンジャーティーを試す選択肢があります。
ただし、レモン水は酸による歯や胸やけへの影響、ジンジャーティーは辛味・濃さ・紅茶由来のカフェインに注意してください。
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この記事の情報について
この記事は、英国NHS、米国歯科医師会などが公開する、妊娠中の吐き気、生姜、胃酸逆流、酸性飲料と歯の健康に関する情報を参考に作成しています。
NHSは、妊娠中の吐き気への対処として、ジンジャーティー・ジンジャーエールなどの生姜食品を試す人がいると案内しています。ただし、生姜がすべての妊婦に有効というわけではなく、強いつわりを飲み物だけで治療できるものでもありません。
また、柑橘類などの酸性食品は、胸やけを悪化させる場合があります。酸性の果汁や飲料を頻繁に摂ることは、歯の表面が溶ける酸蝕のリスクにも関係します。
妊娠中の体調、持病、服用薬には個人差があります。医師や助産師から食事・水分について指導を受けている場合は、その指示を優先してください。


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